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#ケフネトーーク
#永遠神ケフネト
≪永遠神ケフネト≫の能力の中核となるのがこの部分↓
「各ターン、あなたはあなたの最初のカードを引くに際し、それを公開してもよい。これによりあなたがインスタントやソーサリーであるカードを公開するたび、そのカードをコピーする。あなたはそのコピーを唱えてもよい。そのコピーを唱えるコストは(2)少なくなる。」
これはどういうことか?具体例を見ていこう。
あなたが≪ケフネト≫をコントロールしている状態で自分のターンを迎え、ドロー・ステップに引いたカードが≪加工≫だったとしよう。
加工 (2)(青)
ソーサリー
あなたのライブラリーからアーティファクト・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
これはこのターンに引いた最初のカードであり、なおかつソーサリーなので≪ケフネト≫の能力で公開することにした。すると目には見えないが≪加工≫のコピー(複製)が手札に生まれる。
こうして生まれたコピーは唱えることができるが、ターン終了時まで残っている訳ではない。生まれた瞬間に唱えなければ消えてしまう儚い命なのだ。
さて≪加工≫のコピーを唱えることにした。≪ケフネト≫の能力によりマナコストが−(2)されるので、支払は(青)だけでいいのだ。
こうして≪加工≫は解決され、好きなアーティファクトをライブラリーから探して手札に加えることができた。ここで注目して欲しいのは≪加工≫のコピーは消えたが、コピー元の≪加工≫はまだ手札に残っているという点である。
マナに余裕があれば同じターンに再び≪加工≫を唱えても構わない。次のターンに唱えても良いし、あるいは唱えずに手札に抱え続け≪意志の力≫などの代替コストに充ててもよい。
≪ケフネト≫の能力のポイントは
①インスタントとソーサリーに「奇跡」のような力を与える
②カード1枚に2枚分の仕事をさせる
という2点にまとめられる。
なおカードのコピーは手札から唱えるので≪ドラニスの判事≫の影響を受けない。