ものぶログ

永遠神ケフネトのデッキ構築(統率者)など

Xドロー強さランキング

#MTG
#EDH
#Xドロー

Xドローの枚数は年々増えているが一体どれが強いのか?そういった情報のまとめが見つからないので自分で作ることにした。

比較用一覧

2024年3月までに存在する青単色のXドローを以下にリストアップする。なおインスタントとソーサリーのみを対象とし、X枚引いてX枚引くルーティング系は対象としない。また対戦相手に引かせてしまうものも対象外とする。

唱えられるタイミング 火種 対象を取るか その他
明日からの引き寄せ インスタント UU 取らない 1枚捨てる
知識の噴出 ソーサリー UU 取る
思考の泉 ソーサリー UU 取らない
啓示の終焉 ソーサリー UU 取らない 解決後追放、X=10以上でボーナスあり
銀の精査 ソーサリー UU 取らない X=3以下で瞬速
天才のひらめき インスタント 2U 取る
夢まみれ インスタント 2U 取る 切削モード
創意の熟達 ソーサリー 2U 取らない 代替コストあり
青の太陽の頂点 インスタント UUU 取る 解決後ライブラリーへ
統率者の眼識 インスタント UUU 取る 統率者を唱えた回数だけ追加ドロー
預言者の先触れ インスタント UUU 取らない サイコロの出目次第で占術が追加
相応の報い インスタント UUU 取らない 対戦相手が4枚以上引いていれば火種がゼロに
万象監視 ソーサリー UUU 取らない 即席
卓絶した声明 インスタント UUUU 取らない 召集

画像一覧

強さランキング

以上14枚の中からトップ3を発表する。ランクイン基準は次の通りだ。

・火種は小さいほうが強い。したがって火種が2マナのものを選んだ。≪呪文探究者≫でサーチできるというメリットもある。
・対象は曲がらないほうが強い。≪偏光はたき≫や≪誤った指図≫を警戒している。
・何らかのボーナスがあるとよい。


第1位 明日からの引き寄せ

少ない火種でインスタント。全てのXドロー呪文の中で最もクセがなく使いやすい。ディスカードが役に立つ場面もある。


第2位 銀の精査

ソーサリーだが、X=3で≪ジェイスの創意≫相当のインスタントに化ける。Xの値が小さい方が強く使える面白いカード。≪思考の泉≫の上位互換。


第3位 啓示の終焉

解決後は追放されるので≪思考の泉≫の純粋な上位互換とは言えないが、X=10以上でド派手なボーナスがもらえる。Xドローにありがちな「ドローにマナを使いすぎて引いてきたものを使えない」弱点を克服している。


なお火種が3マナのもので最も可能性を感じているのは≪青の太陽の頂点≫だ。Xドローはそれ自体では勝ち手段にはなり得ないのだが、このカードだけは対戦相手全員を即敗北させることができる。対象を取らないほうが強いXドロー界において「対象を取るからこそ強い」ユニークなカードなのだ。

コモン限定!格安ケフネト構築

#MTG
#EDH
#ケフネトーーク


はじめに

「永遠神ケフネトは高い」と思っているそこのあなた!安くても組めるぞ。なぜなら青のコモンは強いから。2021年に同じような記事を書いたが、優良コモンが増えたのでアップデート。まずはデッキリストを見てもらおう。

デッキリスト

勝ち手段

コンボその1 ドレイク・フリッカー

〜用意するもの〜

●流浪のドレイク(またはフェアリーの大群+満潮)
●古術師(または難破船の探知者)
●幽霊のゆらめき

〜手順〜

①土地5枚から5マナ出す。戦場に出ているドレイクと古術師を対象に幽霊のゆらめきを唱える。
▶︎5マナ中3マナ消費、2マナ浮き

②ドレイクと古術師が追放領域から戦場に出る。ドレイクの能力で土地を5つアンタップ。それらをタップして5マナ出す。古術師の能力で墓地にある幽霊のゆらめきを手札に戻す。
▶︎①の浮きマナを加えて合計7マナ発生

③7マナ中3マナを消費して幽霊のゆらめきを再び唱える。対象は同じくドレイクと古術師。
▶︎浮きマナは4マナ

④再び土地が5つアンタップされ幽霊のゆらめきは手札に戻る。浮きマナが増えるので、この手順を繰り返すと無限マナが発生する。同時に無限に呪文を唱えたことにもなる。また無限にマナを得たのち、古術師と他の何かを無限にブリンクさせることも可能。

⑤フィニッシュ手段はミューズの囁き(または思考訓練)による無限ドロー。陽焼けした砂漠を無限にブリンクさせて無限ダメージで勝利。


愉快なサブプラン

なにっ。指輪を置かれた直後なのでダメージが通らない?土地をプレイしたので陽焼けした砂漠が置けない?そもそも陽焼けした砂漠を割られた?そんな時はスーパーぶん回りサブプランがあるぞ!

無限ドロー(安全のためにライブラリーは数枚残しておく)したらつぶやく神秘家を設置。転覆を無限キャストして戦場を更地に。転覆で古術師を無限に出し入れして海賊の魔除け(手札破壊モード)を無限キャスト。これで対戦相手のみ戦場と手札がゼロになる。そうこうしているうちにつぶやく神秘家から出たトークンの数が無限に。手札の上限を無くす置物を設置してターンエンド。対戦相手はトップにすべてをかけるがどうせ何もできずにターンエンドするだろう。ターンが返ってきたら無限のトークンでフルパンして勝利。

指輪のせいで海賊の魔除けの手札破壊モードが使えないときは、タフネスマイナスモード連打で生物を根絶やしにしておこう。対戦相手のターンになれば何か妨害を撃ってくるかもしれないが、無限の手札でどうにかできるだろう。


コンボその2 撤回のらせん

〜用意するもの〜

●撤回のらせん
●微風の写字官
●チス=ゴリアの歯
●戦場に3つ以上のアーティファクト(チス=ゴリア)の歯を無料で唱えるために)

〜手順〜

①(召喚酔いが解けている)微風の写字官を対象に撤回のらせんを唱える。ターン終了時まで写字官はタップすることで土地以外のものをバウンスする能力を得る。

②写字官をタップ。適当な何かをバウンス。

③チス=ゴリアの歯を唱える。非クリーチャー呪文に反応して写字官がアンタップ。

④歯をタップして能力起動。好きな生物のパワーが1上がる。

⑤写字官をタップ。歯をバウンス。

⑥ ③〜⑤を好きなだけ繰り返し、自軍のパワーを無限に上げる。

⑦対戦相手全員を殴り倒して勝利。


まとめ

コンボを2個も搭載してお値段なんと約16,300円(2024年2月4日晴れる屋価格)。それでも高いという人は、高額なリスティックの研究(4,500円)と水蓮の花びら(2,500円)を諦めると約9,300円でデッキが組めちゃいます。1万円以下!これは組むしかない。

永遠神ケフネト・デッキEDH2402

ナル・メハは意外とやり手

◆採用コンボ

①巻物棚+ケフネト+テイクターン→無限ターン

②等時の王笏+劇的な逆転+合計3マナ以上出るマナファクト→無限マナ

③等時の王笏+渦まく知識+ケフネト+テイクターン→①と同様の無限ターン

④前知の場コンボ
https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2023/02/15/213454

⑤ナル・メハ+幽霊のゆらめき→無限マナ
※通常は始動に7マナ必要だがケフネトの力を借りて5マナにコストダウンすることも可能


◆小技

◯大魔導師の名誉教授は呪文のコピーにも反応するので狼狽の嵐や蒸気の連鎖と相性が良い。自分で唱えた適当な呪文を狼狽の嵐で打ち消して大量ドロー、というプレイングは覚えておきたい。

◯オークの弓使いを牽制するために歩行バリスタをX=1以上で先に出しておくと良いだろう。先出ししておくメリットは他にもある。ナル・メハが手札にある状態で幽霊のゆらめきを奇跡ドローするとわずか5マナで無限マナに突入する(⑤のコンボ)。しかしこのマナはドロー・ステップに使い切らなければ消滅する。そこで先出ししている歩行バリスタに無限のマナを注げばそのまま無限ダメージで勝つことができるのだ。


◆工夫した点

◯幽霊のゆらめきは2つのコンボ(④と⑤)のパーツになっており腐りづらい。

◯コンボは繰り返し「唱える」タイプのものが多く、耳の痛い静寂に引っ掛かるのが難点。しかし⑤のナル・メハコンボは非クリーチャー(幽霊のゆらめき)を1回唱えるだけでOK。その上アーティファクト対策(石のような静寂など)にも引っ掛からない。

◯無限に唱えることで対戦相手に無限にカードを与えるのはまずい。リスティックの研究や神秘的負荷はコンボ始動前にエンチャント奪取で処理する。奪取後に対戦相手の妨害が飛んできても、引いて来たカードで守れる可能性がある。

◯証拠の痕跡はすぐれたドローエンジンだが、波止場の恐喝者が弱点。水流破で対処しよう。青霊破との二択で迷ったが、空撃ちできることが重要と考え水流破を採用した。

◯最速1ターン目からぶっ放せる、パーツさえ揃えば少ないマナで勝てるという理由から②のセプターコンボを採用した。等時の王笏と劇的な逆転はコンボ以外ではほとんど仕事をしない。手札が枯渇しているときにどちらか一方を引いた時の絶望感といったら…。しかし高速化する現代のEDH環境で勝利するためには「無駄」もあえて抱え込まねばならないのだろう。

悪いことばかりではない。パーツがアーティファクトとインスタントなので加工や商人の巻物などでサーチしやすい。またケフネト・デッキに自然と入る証拠の痕跡や大魔導師の名誉教授がフィニッシュ手段になってくれるぞ。

【第6期神決定戦】青いカード採用枚数ランキング

2023年10月21-22日(土・日)に開催された第6期統率者神決定戦で、トップ12名のうち青使いは8名だった。その中で採用枚数の多かったカードを部門別に紹介するぞ。

※( )内は使用人数

◆インスタント部門◆

1位(8名)
精神的つまづき
白鳥の歌
狼狽の嵐
断れない提案
意志の力
▶︎8名全員が採用。青に寄せなければウィルは使いにくいのでは?と思ったが、打ち消しをある程度入れると自然と青が濃くなるようだ。

6位(7名)
否定の力
精神壊しの罠
▶︎精神壊しの罠は高速デッキに対する抑止力。狼狽の嵐同様に1対複数交換できる可能性がある。

8位(6名)
否定の契約
神秘の教示者
激情の後見
▶︎ジェネラルへの依存度が低ければ激情の後見は不要ということか。

11位(5名)
マナ吸収
▶︎対戦相手が走るのを止めつつ自分が走る準備をしよう。

12位(4名)
サイクロンの裂け目
▶︎リセットは他の色に任せても良いだろう。インスタントである点、ピン除去にもなれる点が優秀。


◆クリーチャー部門◆

1位(7名)
ファイレクシアの変形者
▶︎指輪にもなれるコピー生物。オークを潰せる。

2位(5名)
フェアリーの黒幕
▶︎天敵はオーク。許さない。

3位(4名)
幻影の像
タッサの神託者
▶︎やはりコピー生物。オークを潰そう。


◆エンチャント部門◆

1位(7名)
リスティックの研究
神秘的負荷
▶︎ペイ・オア・ドロー。対戦相手に嫌な二択を迫れる。

3位(3名)
激しい叱責
▶︎手札の損失無く生物を無力化できる。


◆土地部門◆

1位(5枚)
天上都市、大田原
▶︎打ち消されないピン除去は強い。

2位(4枚)
水辺の学舎、水面院
▶︎ 指輪のお供。ジェネラルに擬似警戒を持たせよう。


なおソーサリーやPWの採用・不採用は構築によって激しく変わるためランキングは作成していない。

100枚解説・永遠神ケフネト(2023年冬版)

久しぶりの100枚解説。ケフネトEDHを組む人の参考になれば嬉しい。

目次

デッキリスト

100枚解説

統率者

永遠神ケフネト
▶︎すべてのインスタントとソーサリーに「奇跡」のような能力を持たせるぶっ壊れカード…なのだがアドが取れるかどうかは運次第で、耐えなければならない場面も多い。何度でも甦る4/5飛行の肉体でライフを守りつつ、各種ドロー手段でパーツをかき集めコンボを叩きつけろ!


カウンター

白鳥の歌
狼狽の嵐
断れない提案
精神的つまづき
激情の後見
否定の力
意志の力
▶︎ 自ターンにめくれても嬉しくないためカウンターは最低限。ビッグ・アクションを取りながら構えたいので0〜1マナ域を採用。


単体除去

急速混成
猿術
▶︎青いソープロ。バウンスではどうにもならない瞬速持ちの強力な生物が増えたので2枚とも採用。

青霊破
▶︎赤限定とはいえ1マナで呪文にもパーマネントにも触れるのはありがたい。対象が曲がりやすい水流破は不採用。

撤廃
▶︎ コンボの邪魔をするパーマネントを排除するだけでなくクリプト死を防いだり軽量マナファクトを再利用したりと汎用性が高い。

天上都市、大田原
▶︎やや重いが堂々たる撤廃者をすり抜けられる貴重なカード。


リセット

サイクロンの裂け目
▶︎リセット界の王。ピン除去にもなる柔軟性が売り。

壊滅的大潮
▶︎リフトが間に合わないときはこれ。2マナで盤面がきれいになるのは圧巻。5マナの生撃ちでもそれほど重さを感じない。

爆発域
▶︎土地の能力なので邪魔されにくい。1マナのパーマネントが多くなってきたら設置即起動。

イクシドロン
▶︎生物を大量展開するデッキへの対抗手段として採用。ケフネトとのシナジーは一切無いが、パーマネントへの対処が苦手なこのデッキの弱点をカバーしている。なお裏向きになった生物は変異能力が無ければ表向きになれない。


1枚ドロー

渦まく知識
思案
定業
▶︎1マナ・ドロー御三家。奇跡の仕込みに。

血清の幻視
▶︎ケフネト下では定業以上の仕事をすることも。

選択
考慮
▶︎掘れる枚数は少ないがインスタントの1マナ・ドローであることが重要。相手のターンに奇跡を起こそう。


複数枚ドロー

明日からの引き寄せ
▶︎対象が曲がらないXドローのインスタント。無限マナの注ぎ先として優秀だが普通に使っても強い。

大あわての捜索
▶︎手札は減るのだが実質無料で手札交換できる。満潮と一緒に使えばマナ加速。探査呪文の準備にも。

宝船の巡航
時を越えた探索
▶︎墓地は自然と貯まるので無理なく撃てるだろう。各種ルーティングのサポートを受けるとさらに唱えやすい。2回連続で唱えてコンボパーツをかき集めよう。

噴出
▶︎神秘の聖域を再利用できる。しかもマナは消費せずに手札を増やせるのだ。インチキ効果もいい加減にしろ!

ロリアンの発見
▶︎手札が欲しい時は3ドロー、墓地を利用したいときは神秘の聖域をサーチ。

遠見の儀式
▶︎やや重めのディグ(時を越えた探索)。協約するとディグより1枚多く掘れる。クリプトを始末できる。

海門修復
▶︎土地にもなれるドロー呪文。手札の上限撤廃も嬉しい。


ドローエンジン

師範の占い独楽
▶︎繰り返し使えるドロー手段でありライブラリー操作手段でもある。ケフネトを何度でも甦らせることができる。

フェアリーの黒幕
▶︎瞬速生物界期待の新人。起動型能力で無理やり引かせることもできる。

蒐集家の保管庫
▶︎ルーティングしながらマナも増やせる。船砕きの怪物の無限無色マナを「無限有色マナ+無限手札交換」に変換できる。

帳簿裂き
▶︎カードを引きつつ墓地を肥やしつつサイズを増やせる強者。

幽体のこそ泥  
▶︎早期着地で3ドローは確定。共闘持ちが多ければもっと引ける。探査呪文用のマナ加速として運用できる。

聖別されたスフィンクス
▶︎ケフネトより恵まれたボディを持つ優秀なブロッカー。圧倒的なドロー能力でゲームを終わらせる。

海の中心、御心
ガイアー岬の療養所
▶︎起動にかかるマナが安い。対戦相手にも引かせるのはデメリットだがスフィンクスや黒幕とのシナジーでメリットに変換できる。


サーチ

神秘の教示者
▶︎インスタントなので使いやすい。類似カードの親身の教示者はサーチ範囲が狭くソーサリーという点が厳しい。

商人の巻物
▶︎2マナという軽さが売り。このデッキではサーチできるものが多く、悪魔の教示者のような働きをする。

ウルザの物語
▶︎独楽を唱えることなく戦場に出せる優れもの。トークンは金属術達成に貢献。


テイクターン

荊州占拠
時間操作
時間のねじれ
水の帳の分離
永劫での歩み
カーンの経時隔離
運命のきずな
▶︎基本は5〜6マナ域を採用。7マナの運命のきずなはセルフLOからの無限ターン用。召し上げは強いが唱える暇が無さそうなので不採用。


妨害系置物

神秘的負荷
リスティックの研究
▶︎引けないことも多くストレスを感じるかもしれないが、対戦相手はもっとストレスを感じている。

相殺
▶︎打ち消せなくても、対戦相手の行動を制限することとトップの情報を入手することに意味がある。

エンチャント奪取
▶︎このデッキ唯一のコントロール奪取。自分が走りたい時に対戦相手のリス研や神秘的負荷を頂戴する。花の絨毯も良い獲物。


コンボパーツ

巻物棚
▶︎ 手札とトップの質を高めてくれる。ケフネトとともに無限ターンのコンボを成す。コンボの詳細はこちら↓

https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2022/08/06/133845

船砕きの怪物
▶︎無限マナのパーツ。瞬速で飛び出て対戦相手の呪文を差し戻すプレイングも可能。

前知の場
▶︎トップ次第で凄まじいアドを稼ぐ。無限マナのパーツであり無限マナの注ぎ先を自ら持っている点が強力。コンボの詳細はこちら↓

https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2023/02/15/213454

古術師
▶︎普通に使ってもカード1枚分の仕事をする。後述する幽霊のゆらめきと神秘の聖域で無限ターン。

幽霊のゆらめき
▶︎神秘の聖域を奇襲的に出し直す手段として採用。前知の場や古術師を絡めると無限コンボになる。

神秘の聖域
▶︎ケフネトのための土地。こんなに素晴らしい土地を一度しか使えないのはもったいない。繰り返し使うための工夫をしている。


マナ基盤

重めの呪文を採用しているためマナ基盤は48枚と多め。土地の中には「打ち消されない置物」として採用しているものも少なくない。

金属モックス
水蓮の花びら
モックス・アンバー
オパールのモックス
魔力の墓所
魔力の櫃
太陽の指輪
厳かなモノリス
友なる石
秘儀の印鑑
▶︎どのデッキにも採用できる無難なラインナップ。モックス・ダイアモンドはいつか手に入れたい。宝石の睡蓮は、このデッキの主役であるインスタントやソーサリーが唱えられないので不採用。

満潮
▶︎走りたい時に爆発的にマナ加速してくれる。青単の強い味方。

石の洞窟
▶︎後攻でも1マナ・カウンターを構えられる。

古えの墳墓
▶︎少ないデメリットで2マナ出せる。

すべてを護るもの、母聖樹
▶︎カウンター不可の安心感。

沸騰する小湖
霧深い雨林
溢れかえる岸辺
汚染された三角州
虹色の眺望
▶︎フェッチランド各種。最強カードである島を持って来られる。シャッフルや墓地肥やしの役目も。

島22枚
▶︎最強カード。神秘の聖域に早く仕事してほしいので3枚以上並べよう。

その他7枚
▶︎他の項目で解説済み。

デッキの分析

機能別枚数

統率者 1枚
手札補充 28枚
妨害 19枚
テイクターン 7枚
その他 45枚

妨害札が多い気がする。いずれも必須級だが、エンチャント奪取と撤廃は適当なドローソースと変えても良さそう。


カードタイプ別枚数

クリーチャー 8枚
インスタント 24枚
ソーサリー 14枚
エンチャント 5枚
アーティファクト 13枚
土地 36枚

ソーサリーが意外と少ない。土地が多いのだろうか。マナファクトや軽量ドローソースを増やしても良さそう。


マナカーブ

0マナ 5枚
1マナ 20枚
2マナ 13枚
3マナ 5枚
4マナ 4枚
5マナ 8枚
6マナ 4枚
7マナ 3枚
8マナ 2枚

重めのカードが多いのでやはりマナ基盤は大切な模様。


おわりに

自身の構築を見直す良い機会になった。「最強のデッキが完成した」と思っても詳しく見れば「これでいいのか?」という疑問が湧いて来る。100枚解説は到達点ではなく、通過点であり出発点だ。構築には終わりが無い。だからこそ楽しい。みなさんも是非、自分だけの100枚解説を書いてみてほしい。

永遠神ケフネトEDH2310


↑今回入れてみたカード。想像以上に強い。


◆勝ち手段
①ケフネト+巻物棚+テイクターン→無限ターン
②交易路+神秘の聖域+テイクターン→無限ターン
③船砕きの怪物+軽量マナファクト×2→無限マナ

◆小技
◯ナーセット+意外な授かりもの→手札破壊
◯満潮+啓示の終焉→ハイタイド・フィナーレ
https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2020/09/10/215829

◆工夫した点
◯マナ基盤は圧巻の51枚。土地+マナファクト(青メダル含む)+満潮+海門修復。重いカードを唱えやすくするため。
◯ケフネトが何度死んでも蘇れるように多元宇宙と共にを採用。ケフネトを唱えつつテイクターンといった無茶な動きも可能。
◯統率者の板金鎧で除去耐性を付けつつ打点を向上させ回避能力を付与している。

≪世界のるつぼ≫で無限ターン

●得られるもの
無限ターン
無限キャスト
無限上陸

●用意するもの
戦場…≪永遠神ケフネト≫、≪世界のるつぼ≫、島3つ以上
墓地…≪露天鉱床≫または土地破壊できる土地、≪神秘の聖域≫
手札…≪時間操作≫または解決後墓地に置かれるテイクターン

●手順
①≪時間操作≫を唱える。墓地より≪神秘の聖域≫をプレイ、≪時間操作≫をトップに積み込む。
②追加のターンが始まりドロー。ケフネトの能力で3マナで≪時間操作≫のコピーを唱える。墓地より≪露天鉱床≫をプレイ。即起動して≪神秘の聖域≫を割る。
③追加のターン中に5マナでオリジナルの≪時間操作≫を唱える。墓地より≪神秘の聖域≫をプレイ、≪時間操作≫をトップに積み込む。
④ ②と同じ。以下繰り返し。

●コメント
重い呪文をぶっ放すタイプのデッキにとって、フェッチランドを使いまわせる≪世界のるつぼ≫は貴重なアドバンテージ源。コンボと関係無くすんなりデッキに入る。暇なときは土地破壊ランドを使いまわして対戦相手を絶望させてやろう。

タイミングを逃すとコンボに入れなくなるので注意。例えば自分のターンに≪露天鉱床≫をプレイ&起動して、先出ししていた≪神秘の聖域≫を割ってもそのターン中は無限ルートに入れない。

理想の展開は…
≪神秘の聖域≫と≪露天鉱床≫を先出ししておく。自分ターン直前の対戦相手ターンエンドに≪露天鉱床≫を起動。≪神秘の聖域≫を割り、その2枚の土地カードが墓地にある状態で自分のターンを迎える。