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永遠神ケフネトのデッキ構築(統率者)など

永遠神ケフネト・デッキEDH2402

ナル・メハは意外とやり手

◆採用コンボ

①巻物棚+ケフネト+テイクターン→無限ターン

②等時の王笏+劇的な逆転+合計3マナ以上出るマナファクト→無限マナ

③等時の王笏+渦まく知識+ケフネト+テイクターン→①と同様の無限ターン

④前知の場コンボ
https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2023/02/15/213454

⑤ナル・メハ+幽霊のゆらめき→無限マナ
※通常は始動に7マナ必要だがケフネトの力を借りて5マナにコストダウンすることも可能


◆小技

◯大魔導師の名誉教授は呪文のコピーにも反応するので狼狽の嵐や蒸気の連鎖と相性が良い。自分で唱えた適当な呪文を狼狽の嵐で打ち消して大量ドロー、というプレイングは覚えておきたい。

◯オークの弓使いを牽制するために歩行バリスタをX=1以上で先に出しておくと良いだろう。先出ししておくメリットは他にもある。ナル・メハが手札にある状態で幽霊のゆらめきを奇跡ドローするとわずか5マナで無限マナに突入する(⑤のコンボ)。しかしこのマナはドロー・ステップに使い切らなければ消滅する。そこで先出ししている歩行バリスタに無限のマナを注げばそのまま無限ダメージで勝つことができるのだ。


◆工夫した点

◯幽霊のゆらめきは2つのコンボ(④と⑤)のパーツになっており腐りづらい。

◯コンボは繰り返し「唱える」タイプのものが多く、耳の痛い静寂に引っ掛かるのが難点。しかし⑤のナル・メハコンボは非クリーチャー(幽霊のゆらめき)を1回唱えるだけでOK。その上アーティファクト対策(石のような静寂など)にも引っ掛からない。

◯無限に唱えることで対戦相手に無限にカードを与えるのはまずい。リスティックの研究や神秘的負荷はコンボ始動前にエンチャント奪取で処理する。奪取後に対戦相手の妨害が飛んできても、引いて来たカードで守れる可能性がある。

◯証拠の痕跡はすぐれたドローエンジンだが、波止場の恐喝者が弱点。水流破で対処しよう。青霊破との二択で迷ったが、空撃ちできることが重要と考え水流破を採用した。

◯最速1ターン目からぶっ放せる、パーツさえ揃えば少ないマナで勝てるという理由から②のセプターコンボを採用した。等時の王笏と劇的な逆転はコンボ以外ではほとんど仕事をしない。手札が枯渇しているときにどちらか一方を引いた時の絶望感といったら…。しかし高速化する現代のEDH環境で勝利するためには「無駄」もあえて抱え込まねばならないのだろう。

悪いことばかりではない。パーツがアーティファクトとインスタントなので加工や商人の巻物などでサーチしやすい。またケフネト・デッキに自然と入る証拠の痕跡や大魔導師の名誉教授がフィニッシュ手段になってくれるぞ。