ものぶログ

永遠神ケフネトのデッキ構築(統率者)など

気流の言葉で無限ターン

みなさんは気流の言葉というカードをご存知だろうか。


Words of Wind / 気流の言葉 (2)(青)
エンチャント
(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールするパーマネントを1つ、オーナーの手札に戻す。

一見何に使うか分かりづらいカードだが、師範の占い独楽と組み合わせることで強烈なロックを生み出す。詳しくはカードショップ・セラさんの「こらむ」で「Words of Wind/気流の言葉」の記事を読んでほしい。

そもそも私がこのカードを採用しようと思ったのは、無限ターンのコンボを決めた時に魔力の墓所によるダメージが累積して死亡する状況(いわゆるクリプト死)を回避したいと思ったからだ。適当なドロー呪文を1枚犠牲にすれば良い。たとえば…
①気流の言葉の能力を1回起動。
②手札から定業(占術2+1ドロー)を唱える。
③占術2を行う。気流の言葉の効果で1ドローは無視され、各プレイヤーは好きなパーマネントを1つ手札に戻す。自分は魔力の墓所を選ぶ。


気流の言葉はいろいろと応用の効くカードなのだが、1人回しを繰り返すうちに気付いてしまった。これは無限ターンのコンボパーツになるのでは?

〜用意するもの〜
永遠神ケフネト(戦場)
6マナ以上出せるマナ基盤(戦場)
気流の言葉(戦場)
時間のねじれ(手札)
神秘の聖域(手札)

〜手順〜
▶︎第1ターン
時間のねじれを唱える。神秘の聖域をプレイする。墓地の時間のねじれをライブラリー・トップに積む。
▶︎第2ターン
ドロー・ステップに引いた時間のねじれを公開。ケフネトの能力で作られたコピーを3マナで唱える。
▶︎第3ターン
アップキープ・ステップに気流の言葉の能力を1回起動しておく。(この時のマナの支払いは神秘の聖域から出た1マナを充てると良いだろう。)その結果ドロー・ステップのドローは発生しなくなる。各プレイヤーは好きなパーマネントを1つ戻すことになるが、自分は神秘の聖域を選ぶ。
時間のねじれを5マナで唱える。先ほど手札に戻した神秘の聖域をプレイする。墓地の時間のねじれをライブラリー・トップに積む。(これで第1ターンと同じ状況に戻った)

この手順を好きなだけ繰り返して無限ターンに突入しよう。

このように気流の言葉は
①師範の占い独楽と組み合わせた強烈なロックを有し、②無限ターンのコンボパーツになり、③無限ターン好きが頭を悩ませる魔力の墓所を処理してくれるのだ。

使い方はほかにもきっとあるはず。
みんなも自分だけのコンボを探してみて欲しい。