≪永遠神ケフネト≫統率者で有用なカードを各セットから1枚ずつ紹介していく。
※新しい順。新規カードのみ。新規カードの存在しないセットは省略。
①エルドラージ覚醒
全ては塵
(７)
部族ソーサリー ― エルドラージ
各プレイヤーは、自分がコントロールする１色以上の色のパーマネントをすべて生け贄に捧げる。
▶︎≪サイクロンの裂け目≫の超過モードを強烈にした感じの呪文。無色のパーマネントに触れなくなったのはメリットでもデメリットでもある。ケフネト下で5マナで撃つ→ケフネトも巻き込まれるがライブラリーに逃げる→7マナで2発目を撃つ構えを見せる、でかなりの時間を稼げそう。
②ワールドウェイク
精神を刻む者、ジェイス
(２)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー ― ジェイス
[+2]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]：カードを３枚引く。その後、あなたの手札のカード２枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]：クリーチャー１体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
▶︎統率者戦では基本的に[0]と[-1]しか使わない。もともと神と呼ばれるほどの強カードだったが、≪永遠神ケフネト≫が登場したことにより無限ターンのコンボパーツとなった。
③ゼンディカー
呪文貫き
(青)
インスタント
クリーチャーでない呪文１つを対象とする。そのコントローラーが(２)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
▶︎統率者戦では最序盤で役立つことが多い。≪太陽の指輪≫や≪魔力の櫃≫は≪精神的つまづき≫で止められるが、各種0マナファクトは止められない。そこで≪呪文貫き≫の出番だ。1ターン目からのブン回りを阻止してやろう。
④基本セット2010
予言
(２)(青)
ソーサリー
カードを２枚引く。
▶︎2ドロー呪文の基本となる≪空民の助言≫の同型再版。現在は上位互換が多く出ている。ケフネト下で4マナ4ドローと効率は悪くないので、コモン縛りの構築なら採用を検討できる。
⑤アラーラ再誕
収録カードが多色のみなので、ケフネト統率者で採用できるカードはない。
⑥コンフラックス
ケフネト様を満足させるカードは無かった。
⑦アラーラの断片
求道者テゼレット
(３)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー ― テゼレット
[+1]：アーティファクトを最大２つまで対象とし、それらをアンタップする。
[-X]：あなたのライブラリーから、マナ総量がＸ以下のアーティファクト・カード１枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
[-5]：ターン終了時まで、あなたがコントロールするアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
▶︎各種コンボパーツを持って来られる便利なPW。EDHはマナファクトが強力なので[+1]起動でフリースペルになることも。4/5飛行の壁で守ってあげると長生きする。
⑧イーブンタイド
ウーナの寵愛
(２)(青)
インスタント
プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーはカードを１枚引く。
回顧
▶︎墓地に存在するだけで、手札の土地全てにサイクリング(３)を与える(かのような効果を持つ)面白カード。墓地に増えた土地は≪世界のるつぼ≫や各種探査呪文の役に立つ。
⑨シャドウムーア
夢への委託
(２)(青)
インスタント
パーマネント１つを対象とし、それをそのオーナーの手札に戻す。そのパーマネントが赤か緑である場合、代わりにそれをそのオーナーのライブラリーの一番上に置く。
▶︎土地にも触れる珍しいバウンス呪文。色対策カードだが何でも対象に取れるので腐らない。
⑩モーニングタイド
知識の搾取
(５)(青)(青)
部族ソーサリー ― ならず者
徘徊(３)(青)
対戦相手１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからインスタント・カード１枚かソーサリー・カード１枚を探す。あなたはそのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
▶︎統率者戦で楽しい1枚。7マナは重いがケフネト下で5マナで撃てるなら悪くない。対戦相手の構築に大きく左右されるカードなので、ある程度デッキの中身を予測しなければならない。
