EDH永遠神ケフネトに入れるべきカードを3枚紹介。構築スタイル(コンボを狙う/狙わない、重課金する/しないなど)に関係なくこの3枚は必ず入れてほしい。お値段も安いので入れて損なし。
第1位 渦まく知識
Brainstorm / 渦まく知識 (青)
インスタント
カードを3枚引き、その後あなたの手札からカードを2枚、あなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
つよーーーい!説明不要!調整版Ancestral Recallと呼ばれるだけあってただただ強い。青いデッキなら何も考えずに投入できるが、ケフネトデッキに投入した場合はジェネラルとのシナジーがある。相手のターンに唱えて1枚目のドローがインスタントかソーサリーだったら宇宙。仮にそうでなくても、ライブラリートップに任意のカードを仕込むことができるのでナイス。
ただし、このカードはケフネトと一緒に使った場合やや複雑な挙動をとるので注意が必要だ。それについてはまた別の記事を書く予定。
第2位 神秘の聖域
Mystic Sanctuary / 神秘の聖域
土地 — 島(Island)
((T):(青)を加える。)
あなたが他の島(Island)を3つ以上コントロールしていないかぎり、神秘の聖域はタップ状態で戦場に出る。
神秘の聖域がアンタップ状態で戦場に出たとき、あなたの墓地からインスタントかソーサリーであるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのライブラリーの一番上に置いてもよい。
能力を見て驚き、基本土地タイプを見てさらに驚いた。しま?!仮にこの土地が島で無かったとしても採用を検討するレベルだが、島であることにより採用は必須となった。
まずフェッチランド(溢れかえる岸辺など)で持ってこれるということ。しかも好きなタイミングで。さらに島を戻すカードとの相性の良さは異常。たとえば「噴出」…あっ!もう考えただけでワクワクが止まらない。
第3位 証拠の痕跡
Trail of Evidence / 証拠の痕跡 (2)(青)
エンチャント
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、調査を行う。(「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。」を持つ無色の手掛かり(Clue)アーティファクト・トークンを1つ生成する。)
存在を知らなかったというプレイヤーも多いと思う。こんなマイナーなエンチャントが使えるデッキは「永遠神ケフネト」か「最高工匠卿、ウルザ」くらいだろう。しかし!使えばわかるその強さ。ぜひ使ってみてほしい。
インスタントかソーサリーを唱えると手掛かりが生まれる。2マナ払って手掛かりを割るとドローできる。唱えたときにドローではないのがポイント。このタイムラグが重要なのだ。具体的な流れを見ていこう。
「証拠の痕跡」がある状態で自分のターンにインスタントかソーサリーを唱える。手掛かりが1つ生まれる。次のプレイヤーAにターンを渡す。
プレイヤーAのターン中に手掛かりを生贄にドロー。そのターンの最初のドローでなおかつ引いたカードがインスタント(かソーサリー)だったので、ケフネトの能力によりコピーが生成される。それを唱える。すると「証拠の痕跡」の効果で手掛かりが1つ生まれる。なおコピー元は手札に残っているためそれを唱えればさらに手掛かりが増える。
このように唱える→手掛かり→ドロー→唱える→手掛かり→ドローという現象が連鎖反応的に起こりうるので、この置物を置いておくだけでとんでもないことになる。ケフネトのベストパートナーといって良いだろう。
ずいぶん長い記事になってしまったが、もし今日紹介した3枚を持っていなかったらすぐに買おう。今は安いカードだが、万が一この記事がバズったときには高騰する可能性もあるのだから(笑)。