長いマジックの歴史の中で、自身を含めどんな種類のパーマネントでも生け贄に捧げることができるサクり台は5つしかない。カードを紹介するとともに統率者戦における実用度を解説する。
❶ ≪ギックスのかぎ爪≫
(０)
アーティファクト
(１),パーマネントを１つ生け贄に捧げる：あなたは１点のライフを得る。
★設置コスト、起動コストともに軽い。得られるものはライフ1点と小さいが、1ターン中に連続起動しやすいのが良い。
❷ ≪月皇の外套>
(１)(白)
エンチャント — オーラ
エンチャント（クリーチャー）
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに「(１),パーマネント１つを生け贄に捧げる：ターン終了時まで、このクリーチャーは飛行を得る。」を持つ
★起動コストは≪ギックスのかぎ爪≫と同じ。得られるものはライフ1点より嬉しい飛行。打点の向上にも役立つので、サクりをテーマにした白絡みの殴りジェネラル・デッキに採用できるか。
❸ ≪練達の魔術師バリン≫
(１)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード
(２),パーマネントを１つ生け贄に捧げる：クリーチャー１体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
1/1
★≪送還≫のコストが(青)であることを考えると不特定2マナはリーズナブル。生物なので≪訓練場≫の恩恵を受けられるのがgood。さらに伝説なので統率者に指定することができる。
❹ ≪分散する宝珠≫
(３)(青)(青)
エンチャント
(３)(青),パーマネントを１つ生け贄に捧げる：パーマネント１つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
★繰り返し使える≪ブーメラン≫は強いが、設置も起動も重すぎる。これを使うくらいなら≪転覆≫のほうがいい。
❺ ≪夜の魔女、バーバ・リサーガ≫
(１)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間・邪術師
(Ｔ),パーマネント最大３つを生け贄に捧げる：それらの生け贄に捧げられたパーマネントの中に３種類以上のカード・タイプがあったなら、各対戦相手はそれぞれ３点のライフを失い、あなたは３点のライフを得、カード３枚を引く。
3/3
★ナンデモサクレル界期待の新人。そのセールスポイントは
◯複数のパーマネントを一度にサクれる
◯起動にマナを消費しない
◯墓地利用に長けたゴルガリカラー
◯統率者に指定できる
