久しぶりの100枚解説。ケフネトEDHを組む人の参考になれば嬉しい。
目次
100枚解説
統率者
永遠神ケフネト
▶︎すべてのインスタントとソーサリーに「奇跡」のような能力を持たせるぶっ壊れカード…なのだがアドが取れるかどうかは運次第で、耐えなければならない場面も多い。何度でも甦る4/5飛行の肉体でライフを守りつつ、各種ドロー手段でパーツをかき集めコンボを叩きつけろ!
カウンター
白鳥の歌
狼狽の嵐
断れない提案
精神的つまづき
激情の後見
否定の力
意志の力
▶︎ 自ターンにめくれても嬉しくないためカウンターは最低限。ビッグ・アクションを取りながら構えたいので0〜1マナ域を採用。
単体除去
急速混成
猿術
▶︎青いソープロ。バウンスではどうにもならない瞬速持ちの強力な生物が増えたので2枚とも採用。
青霊破
▶︎赤限定とはいえ1マナで呪文にもパーマネントにも触れるのはありがたい。対象が曲がりやすい水流破は不採用。
撤廃
▶︎ コンボの邪魔をするパーマネントを排除するだけでなくクリプト死を防いだり軽量マナファクトを再利用したりと汎用性が高い。
天上都市、大田原
▶︎やや重いが堂々たる撤廃者をすり抜けられる貴重なカード。
リセット
サイクロンの裂け目
▶︎リセット界の王。ピン除去にもなる柔軟性が売り。
壊滅的大潮
▶︎リフトが間に合わないときはこれ。2マナで盤面がきれいになるのは圧巻。5マナの生撃ちでもそれほど重さを感じない。
爆発域
▶︎土地の能力なので邪魔されにくい。1マナのパーマネントが多くなってきたら設置即起動。
イクシドロン
▶︎生物を大量展開するデッキへの対抗手段として採用。ケフネトとのシナジーは一切無いが、パーマネントへの対処が苦手なこのデッキの弱点をカバーしている。なお裏向きになった生物は変異能力が無ければ表向きになれない。
1枚ドロー
渦まく知識
思案
定業
▶︎1マナ・ドロー御三家。奇跡の仕込みに。
血清の幻視
▶︎ケフネト下では定業以上の仕事をすることも。
選択
考慮
▶︎掘れる枚数は少ないがインスタントの1マナ・ドローであることが重要。相手のターンに奇跡を起こそう。
複数枚ドロー
明日からの引き寄せ
▶︎対象が曲がらないXドローのインスタント。無限マナの注ぎ先として優秀だが普通に使っても強い。
大あわての捜索
▶︎手札は減るのだが実質無料で手札交換できる。満潮と一緒に使えばマナ加速。探査呪文の準備にも。
宝船の巡航
時を越えた探索
▶︎墓地は自然と貯まるので無理なく撃てるだろう。各種ルーティングのサポートを受けるとさらに唱えやすい。2回連続で唱えてコンボパーツをかき集めよう。
噴出
▶︎神秘の聖域を再利用できる。しかもマナは消費せずに手札を増やせるのだ。インチキ効果もいい加減にしろ!
ロリアンの発見
▶︎手札が欲しい時は3ドロー、墓地を利用したいときは神秘の聖域をサーチ。
遠見の儀式
▶︎やや重めのディグ(時を越えた探索)。協約するとディグより1枚多く掘れる。クリプトを始末できる。
海門修復
▶︎土地にもなれるドロー呪文。手札の上限撤廃も嬉しい。
ドローエンジン
師範の占い独楽
▶︎繰り返し使えるドロー手段でありライブラリー操作手段でもある。ケフネトを何度でも甦らせることができる。
フェアリーの黒幕
▶︎瞬速生物界期待の新人。起動型能力で無理やり引かせることもできる。
蒐集家の保管庫
▶︎ルーティングしながらマナも増やせる。船砕きの怪物の無限無色マナを「無限有色マナ+無限手札交換」に変換できる。
帳簿裂き
▶︎カードを引きつつ墓地を肥やしつつサイズを増やせる強者。
幽体のこそ泥
▶︎早期着地で3ドローは確定。共闘持ちが多ければもっと引ける。探査呪文用のマナ加速として運用できる。
聖別されたスフィンクス
▶︎ケフネトより恵まれたボディを持つ優秀なブロッカー。圧倒的なドロー能力でゲームを終わらせる。
海の中心、御心
ガイアー岬の療養所
▶︎起動にかかるマナが安い。対戦相手にも引かせるのはデメリットだがスフィンクスや黒幕とのシナジーでメリットに変換できる。
サーチ
神秘の教示者
▶︎インスタントなので使いやすい。類似カードの親身の教示者はサーチ範囲が狭くソーサリーという点が厳しい。
商人の巻物
▶︎2マナという軽さが売り。このデッキではサーチできるものが多く、悪魔の教示者のような働きをする。
ウルザの物語
▶︎独楽を唱えることなく戦場に出せる優れもの。トークンは金属術達成に貢献。
テイクターン
荊州占拠
時間操作
時間のねじれ
水の帳の分離
永劫での歩み
カーンの経時隔離
運命のきずな
▶︎基本は5〜6マナ域を採用。7マナの運命のきずなはセルフLOからの無限ターン用。召し上げは強いが唱える暇が無さそうなので不採用。
妨害系置物
神秘的負荷
リスティックの研究
▶︎引けないことも多くストレスを感じるかもしれないが、対戦相手はもっとストレスを感じている。
相殺
▶︎打ち消せなくても、対戦相手の行動を制限することとトップの情報を入手することに意味がある。
エンチャント奪取
▶︎このデッキ唯一のコントロール奪取。自分が走りたい時に対戦相手のリス研や神秘的負荷を頂戴する。花の絨毯も良い獲物。
コンボパーツ
巻物棚
▶︎ 手札とトップの質を高めてくれる。ケフネトとともに無限ターンのコンボを成す。コンボの詳細はこちら↓
https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2022/08/06/133845
船砕きの怪物
▶︎無限マナのパーツ。瞬速で飛び出て対戦相手の呪文を差し戻すプレイングも可能。
前知の場
▶︎トップ次第で凄まじいアドを稼ぐ。無限マナのパーツであり無限マナの注ぎ先を自ら持っている点が強力。コンボの詳細はこちら↓
https://monobluefrog.hatenablog.com/entry/2023/02/15/213454
古術師
▶︎普通に使ってもカード1枚分の仕事をする。後述する幽霊のゆらめきと神秘の聖域で無限ターン。
幽霊のゆらめき
▶︎神秘の聖域を奇襲的に出し直す手段として採用。前知の場や古術師を絡めると無限コンボになる。
神秘の聖域
▶︎ケフネトのための土地。こんなに素晴らしい土地を一度しか使えないのはもったいない。繰り返し使うための工夫をしている。
マナ基盤
重めの呪文を採用しているためマナ基盤は48枚と多め。土地の中には「打ち消されない置物」として採用しているものも少なくない。
金属モックス
水蓮の花びら
モックス・アンバー
オパールのモックス
魔力の墓所
魔力の櫃
太陽の指輪
厳かなモノリス
友なる石
秘儀の印鑑
▶︎どのデッキにも採用できる無難なラインナップ。モックス・ダイアモンドはいつか手に入れたい。宝石の睡蓮は、このデッキの主役であるインスタントやソーサリーが唱えられないので不採用。
満潮
▶︎走りたい時に爆発的にマナ加速してくれる。青単の強い味方。
宝石の洞窟
▶︎後攻でも1マナ・カウンターを構えられる。
古えの墳墓
▶︎少ないデメリットで2マナ出せる。
すべてを護るもの、母聖樹
▶︎カウンター不可の安心感。
沸騰する小湖
霧深い雨林
溢れかえる岸辺
汚染された三角州
虹色の眺望
▶︎フェッチランド各種。最強カードである島を持って来られる。シャッフルや墓地肥やしの役目も。
島22枚
▶︎最強カード。神秘の聖域に早く仕事してほしいので3枚以上並べよう。
その他7枚
▶︎他の項目で解説済み。
デッキの分析
機能別枚数
統率者 |
1枚 |
手札補充 |
28枚 |
妨害 |
19枚 |
テイクターン |
7枚 |
その他 |
45枚 |
妨害札が多い気がする。いずれも必須級だが、エンチャント奪取と撤廃は適当なドローソースと変えても良さそう。
カードタイプ別枚数
クリーチャー |
8枚 |
インスタント |
24枚 |
ソーサリー |
14枚 |
エンチャント |
5枚 |
アーティファクト |
13枚 |
土地 |
36枚 |
ソーサリーが意外と少ない。土地が多いのだろうか。マナファクトや軽量ドローソースを増やしても良さそう。
マナカーブ
0マナ |
5枚 |
1マナ |
20枚 |
2マナ |
13枚 |
3マナ |
5枚 |
4マナ |
4枚 |
5マナ |
8枚 |
6マナ |
4枚 |
7マナ |
3枚 |
8マナ |
2枚 |
重めのカードが多いのでやはりマナ基盤は大切な模様。
おわりに
自身の構築を見直す良い機会になった。「最強のデッキが完成した」と思っても詳しく見れば「これでいいのか?」という疑問が湧いて来る。100枚解説は到達点ではなく、通過点であり出発点だ。構築には終わりが無い。だからこそ楽しい。みなさんも是非、自分だけの100枚解説を書いてみてほしい。